唾液や歯肉溝滲出液に含まれるタンパク質のSLPI(secretory leukocyte protease inhibitor)が,歯周病重症化に伴い減少することを明らかにしました。さらに、歯周病が重症化するモデル実験の際に、合成したSLPIを歯肉へ投与し正常量へ回復させることで、歯周病の重症化を抑制できることも報告しました。本研究成果は、2025年5月16日、国際科学誌「Communications Biology」のオンライン版に掲載されました。
https://www.nature.com/articles/s42003-025-08197-3